いまさら聞けない!「売上」と「利益」の違い。家計でも役立ちます!

「売上」と「利益」の違いが知りたい方へ

にぃに

パパ、「売上」と「利益」って
どう違うなんだ?

アリジ

全然違うよ。
これがわかると、
便利で黒字決済しやすいから、教えるね!

売上と利益の違いがあまりわかっていない」っという疑問に答えていきます。

今回は、ビジネスシーンのみではなく、家計のやりくりでも役に立ちます。
ですので、理解したら自分の家計にも当てはめてみてください。

この記事で分かること

・売上と利益の違いがわかる
・黒字決済になる仕組みがわかる

売上」と「利益」については、超基本的なことです。


これがわかると、利益までお金の流れ全体がイメージできるようになり、良いお金の使い方ができるようになります。

仕事でも家庭でも良いお金使いができるよう、今回は一緒に考えていきましょう。

これは以前、僕が月10万の赤字解消した時に、役に立った知識でした。
お金の流れの全体を理解すると、どこを節約すればいいのかわかります。

なのでこの知識は、ビジネスマンだけではなく、主婦にもおすすめです。

結論:「売上」は稼いだお金すべて。「利益」は経費など除いたお金。

「売上」と「利益」の違いとは

まずは、ビジネスでの「売上」と「利益」を解説します。

繰り返しになりますが、


「売上」は稼いだお金すべてで、「利益」は経費など除いたお金です。


キーワードになるのは、「売上」「粗利」「利益」「変動費」「固定費」の5つです。

売上とは

売上とは、ビジネスで稼いだお金全てのことを言います。


ここではあるパン屋さんを例にして解説してみたいと思います。

あるパン屋さんが、100円のパンを2000個売ったとします。
場合の売上は、「100円×2000個」で20万円の売上になります。

それを図で表すと、

こんな感じになり、この1番上のグラフが売上になります。

利益とは

そして利益とは、「売上」から経費全てを引いた金額を言います。
その会社の本当の儲けになります。


順番的には、利益を計算する前に「粗利」を計算しなければなりません。

粗利とは

粗利とは、「売上」から変動費を引いた額です。


上記のパン屋さんの場合、仮に変動費が8万円なら、粗利12万円となります。
図で言うと真ん中のグラフです。


さらにここから、変動費の他に固定費と言う経費もあるので、「粗利」から固定費を引いた額が「利益」となります。
グラフは1番下になります。


このように、売上がすべて会社の利益になるのではなくて、2種類の経費が引かれて会社の儲けが出ます。

経費の種類

経費として、「変動費」と「固定費」の2種類出てきたので、整理しておきます。

変動費とは

変動費とは、売上にともなって変わってくる、経費のことを言います。

どういったものがあるかというと、

  • 材料費
  • 外注代
  • 交通費

などが、ありますね。

売上が増えれば増えるほど、変動費もそれとともに増えてしまいます。

固定費とは

固定費とは、毎月決まった金額を支払わなければならない費用のことを言います。

これも具体的には、

  • 人件費
  • 場所代
  • 負債(借金)

などですね。

こちらは売上額に関係ないので、売上が下がった月は負担のなりますが、上がった月は費用対効果が上がる経費になります。


ビジネスでは、売上をあげることが大切になります。が、それだけではなく、経費をうまくおさえて利益をどれくらい残すかがもっとも大事になりますね。

とは言っても、会社員ならあんまりこの辺は関係なく、売上をあげることに専念すると思います。


ですので、この考え方を家計に持ち込んで、余裕ができやすくなるやり方を紹介していきます。

家計のやりくりに役立つ「売上」と「利益」

この利益計算の考え方は、家計のやりくりの時も使えます。

家計が赤字になっていないかの確認はもちろん。
どのようなお金の流れになっているか、全体が見えるようになると、ムダを抑えるところがわかります。

僕がやっている具体的なやり方は、

  • 変動費は収入の4分の1に抑える
  • 固定費は収入の2分の1に抑える

そうすると、収入の4分の1が残るので、貯金やおこずかいに使ったりと余裕が生まれます。

家計の「売上」とは

家計の「売上」とは 、収入全てのことを言います。

  • 会社で働いた給料
  • 副業で稼いだお金
  • 投資から入ってきたお金
  • 助成金

など、すべて家計の売上として計算します。

家計の「利益」とは

ビジネスの「利益」とは 、売上から経費を引いたものでした。

なので、家計の「利益」も同じく、まず売上から変動費を引いて粗利を出します。
そして、粗利から固定費を引いて、利益を出していきます。

当然、利益がなくなって赤字なら、経費を見直して黒字にしていくことが必要になります。

経費の種類

もし、赤字なら経費が収入のどれくらいの割合を締めるか計算した方がいいです。

上記でも書きましたが、僕の場合、

  • 変動費は収入の4分の1以上になったら→見直す
  • 固定費は収入の2分の1以上になったら→見直す

こうすることで出費にリミットができ、自分にあった生活水準を保つことができます。

家庭の変動費とは

言うまでもないとは思いますが、家庭の「変動費」と「固定費」をざっくり解説しておきますね。

家庭の変動費とは、

  • 食費
  • 日用品
  • 光熱費
  • 交通費
  • 通信費

っと、こんな感じですかね。

毎月払っているけど、金額が決まっていないものを言います。

家庭の固定費とは

家庭の固定費とはざっくり、

  • 家賃
  • 保険
  • 教育費
  • おこずかい
  • 負債(借金)

っとこんな感じです。

支払日も金額も決まっている出費を言います。


経費をうまくおさえて、毎月の余裕をつくりましょう!

「利益」までのお金の流れがわかると、お金を使うのがうまくなる

アリジ

わかったかな?
お金の流れがわかると、お金を使うのがうまくなるね!

にぃに

へーそうなんだ❤️

ポイントは2つです。

  • 売上(収入)をあげること
  • 利益まで考えて、経費(出費)を使うこと

っと言うことで今回は、「売上」と「利益」について書いてみました。
お金の雑学として、理解してもらえればうれしいです!

今回はこんな感じで!
また、お金に関すること書いてみようと思います!